甲州街道歩き 第11回目(小淵沢ー茅野) 第413号
甲州街道歩きは6月6日再開した。寒さと雪を避ける為に、昨年11月で中断していた。遅すぎる再開。
1泊して完歩しようと思ったが、今は、完全に退職したので時間は有り余るほどある。
2回の日帰りで終わらせようと今回、行ってきた。
八王子駅始発の松本行き普通列車に乗るのは久しぶりだ。山歩き姿の乗客が多い。2時間半
列車に揺られて小淵沢駅到に到着、旧甲州街道がある国道20号線迄は4.5kmほど歩かなければ
ならない。しかしながら、前回歩いた歩道のない危険な道を避け、今日は別ルートを歩いたので
前回歩き終わった地点には戻れないのだ。従って、残念だが、教来石宿場はスキップとなってしまった。
(これは反則だ!)
今回の甲州街道歩きは小淵沢駅から茅野駅までの25kmである。この間に蔦木宿(江戸から43番目
の宿場町)と金沢宿(同44番目)二つの宿場を通るのである。
小淵沢駅から歩き始めた。快晴で気温も上昇してきた。南アルプスの山々が美しい。50分程で
甲州街道に戻れた。国道20号線の下蔦木辺りは甲斐国と信濃国の国境だった。それにあやかった
レストランの看板が面白い。
【小淵沢駅から観る南アルプス】 【国堺を真似たレストランの看板】


旧甲州街道は下蔦木集落を通るが、ここには、日蓮高座石や真言宗の寺だったが、日蓮に感応して
日蓮宗に改宗した真福寺の面白い山門は一見の価値がある。
途中に薔薇色で覆われた民家もある。この付近は海抜731mの標識も民家の庭先に建っていた。
旧街道筋には、庚申塚、馬頭観音等があって、歴史街道を思わせる。「古代米の古里」の田圃を観て通る。
【下蔦木の集落へ、坂道がきつい】 【日蓮上人高座石:どの石に乗って祈祷したのか?】


【下蔦木集落のバラの家】 【標高731m】 【古代米の古里】



「蔦木宿」に入る。国道20号線沿いに家々が建っているが、どの家にも江戸時代の宿場の屋号が
表札として下げられている。また、本陣跡もはっきりと残っていて、中々見応えのある宿場だ。
【蔦木宿場の現在の様子】 【各家には江戸時代の屋号が】


道はやがて国道から右に分かれて、平岡村や机村を通るが、ここに面白い標識があった。
「友愛」と、どこかの総理大臣が何回も演説に使った言葉だ。その首相はこの机村と何か関係が
有るのかな。その下に、自分には耳が痛い「禁煙」の文字。
ポピー畑の観ながら、この村の「村道?」が立派なもので、歩道もしっかり付いている。
このような歩道を国道20号線にも付けて欲しいものだ(国道は所々に歩道が無い部分あり、歩くのが怖い)。
【この村のモットー友愛】 【ポピーの花は美しい】 【村道が立派過ぎる】



瀬沢の古戦場があった。武田晴信を討伐しようと小笠原氏、木曽氏、諏訪氏そして、村上氏の
4将はこの地に陣を張ったが、武田晴信に奇襲されて連合軍が敗れた古戦場である。
道はどこまでも上り坂で、富士見峠に出る。標高標識「961m」とある。ここが一番高いのかな?
【瀬沢の古戦場】 【古戦場から八ケ岳】 【富士見峠】



【標高961m付近】 【土台が古い常夜灯】 【土台の上は新しい電球も】



旧甲州街道は何回目かの国道離れ、いきなり馬頭観音像群が迎える。その先には江戸から48番目
の御射山神戸一里塚が街道の両側に残っていて、碑もあり、ケヤキの木も残っている。
左が江戸時代に植えられた木で大木、右側の一里塚のケヤキは明治になって枯れてしまったので
植えかえられ、やや小ぶりである。一里塚が道の両側に残っているのは珍しい。
【これも旧甲州街道だ】 【こんな可愛い石仏も】 【国道20号線】



【路傍の石仏群】 【御射山神部の一里塚:左】 【一里塚の右:未だ若い木が】



黙々と歩き、やがて「金沢宿」に入る。街は宿場の面影を多少残してはいるものの、本陣は
建て看板のみで、ちょっとがっかり。
馬宿跡、道標、刑場跡を通り、そして、宿場独特の桝形も通りどんどん先に進む。
この宿場で甲州街道を歩いている10数人の団体さんに出会った。編笠をかぶった語部さん
(ガイド)もいる、何かのツアーだろうか。このような団体さんは、熊野古道を歩いている時に
時々会った。
【旧街道沿いにはきれいな花が】 【金沢宿場】 【団体さんの後姿】



途中で道を間違えるハプニングは有ったものの、なんとか茅野市街地に向かう道に入った。茅野駅は
もう近い。
問題はこの汗まみれになった体をどうするか、このまま電車に乗ったら白い目で見られる事は確かだ。
茅野市街地に入るときれいな水が流れている上川が有ったので、ここで「水垢離(みずごうり)=熊野古道
に良く見られる、川の水で埃や汗を落とし、体を清めて神社にお参りする習慣」に倣い、自分も裸になって
体を拭き、着替えてさっぱり出来た。
【茅野駅近くの上川】 【シャツを脱いで水垢離】 【特急電車で帰りました】



最後の甲州街道歩きは茅野から下諏訪神社まで、12kmを残す距離だ。近々行って完歩したい。
甲州街道歩き第12回(茅野から終点下諏訪神社)に続く
1泊して完歩しようと思ったが、今は、完全に退職したので時間は有り余るほどある。
2回の日帰りで終わらせようと今回、行ってきた。
八王子駅始発の松本行き普通列車に乗るのは久しぶりだ。山歩き姿の乗客が多い。2時間半
列車に揺られて小淵沢駅到に到着、旧甲州街道がある国道20号線迄は4.5kmほど歩かなければ
ならない。しかしながら、前回歩いた歩道のない危険な道を避け、今日は別ルートを歩いたので
前回歩き終わった地点には戻れないのだ。従って、残念だが、教来石宿場はスキップとなってしまった。
(これは反則だ!)
今回の甲州街道歩きは小淵沢駅から茅野駅までの25kmである。この間に蔦木宿(江戸から43番目
の宿場町)と金沢宿(同44番目)二つの宿場を通るのである。
小淵沢駅から歩き始めた。快晴で気温も上昇してきた。南アルプスの山々が美しい。50分程で
甲州街道に戻れた。国道20号線の下蔦木辺りは甲斐国と信濃国の国境だった。それにあやかった
レストランの看板が面白い。
【小淵沢駅から観る南アルプス】 【国堺を真似たレストランの看板】


旧甲州街道は下蔦木集落を通るが、ここには、日蓮高座石や真言宗の寺だったが、日蓮に感応して
日蓮宗に改宗した真福寺の面白い山門は一見の価値がある。
途中に薔薇色で覆われた民家もある。この付近は海抜731mの標識も民家の庭先に建っていた。
旧街道筋には、庚申塚、馬頭観音等があって、歴史街道を思わせる。「古代米の古里」の田圃を観て通る。
【下蔦木の集落へ、坂道がきつい】 【日蓮上人高座石:どの石に乗って祈祷したのか?】


【下蔦木集落のバラの家】 【標高731m】 【古代米の古里】
「蔦木宿」に入る。国道20号線沿いに家々が建っているが、どの家にも江戸時代の宿場の屋号が
表札として下げられている。また、本陣跡もはっきりと残っていて、中々見応えのある宿場だ。
【蔦木宿場の現在の様子】 【各家には江戸時代の屋号が】


道はやがて国道から右に分かれて、平岡村や机村を通るが、ここに面白い標識があった。
「友愛」と、どこかの総理大臣が何回も演説に使った言葉だ。その首相はこの机村と何か関係が
有るのかな。その下に、自分には耳が痛い「禁煙」の文字。
ポピー畑の観ながら、この村の「村道?」が立派なもので、歩道もしっかり付いている。
このような歩道を国道20号線にも付けて欲しいものだ(国道は所々に歩道が無い部分あり、歩くのが怖い)。
【この村のモットー友愛】 【ポピーの花は美しい】 【村道が立派過ぎる】
瀬沢の古戦場があった。武田晴信を討伐しようと小笠原氏、木曽氏、諏訪氏そして、村上氏の
4将はこの地に陣を張ったが、武田晴信に奇襲されて連合軍が敗れた古戦場である。
道はどこまでも上り坂で、富士見峠に出る。標高標識「961m」とある。ここが一番高いのかな?
【瀬沢の古戦場】 【古戦場から八ケ岳】 【富士見峠】
【標高961m付近】 【土台が古い常夜灯】 【土台の上は新しい電球も】
旧甲州街道は何回目かの国道離れ、いきなり馬頭観音像群が迎える。その先には江戸から48番目
の御射山神戸一里塚が街道の両側に残っていて、碑もあり、ケヤキの木も残っている。
左が江戸時代に植えられた木で大木、右側の一里塚のケヤキは明治になって枯れてしまったので
植えかえられ、やや小ぶりである。一里塚が道の両側に残っているのは珍しい。
【これも旧甲州街道だ】 【こんな可愛い石仏も】 【国道20号線】
【路傍の石仏群】 【御射山神部の一里塚:左】 【一里塚の右:未だ若い木が】
黙々と歩き、やがて「金沢宿」に入る。街は宿場の面影を多少残してはいるものの、本陣は
建て看板のみで、ちょっとがっかり。
馬宿跡、道標、刑場跡を通り、そして、宿場独特の桝形も通りどんどん先に進む。
この宿場で甲州街道を歩いている10数人の団体さんに出会った。編笠をかぶった語部さん
(ガイド)もいる、何かのツアーだろうか。このような団体さんは、熊野古道を歩いている時に
時々会った。
【旧街道沿いにはきれいな花が】 【金沢宿場】 【団体さんの後姿】
途中で道を間違えるハプニングは有ったものの、なんとか茅野市街地に向かう道に入った。茅野駅は
もう近い。
問題はこの汗まみれになった体をどうするか、このまま電車に乗ったら白い目で見られる事は確かだ。
茅野市街地に入るときれいな水が流れている上川が有ったので、ここで「水垢離(みずごうり)=熊野古道
に良く見られる、川の水で埃や汗を落とし、体を清めて神社にお参りする習慣」に倣い、自分も裸になって
体を拭き、着替えてさっぱり出来た。
【茅野駅近くの上川】 【シャツを脱いで水垢離】 【特急電車で帰りました】
最後の甲州街道歩きは茅野から下諏訪神社まで、12kmを残す距離だ。近々行って完歩したい。
甲州街道歩き第12回(茅野から終点下諏訪神社)に続く
この記事へのコメント
毎度、コメント有難うございます。後1回で甲州街道も完歩出来そうです。次回の下諏訪神社の御柱(今年は残念ながら事故後ありました)が楽しみです。中山道との合流点でもあり、次の街道歩きは中山道を狙っている自分としては、今からワクワクです。
こんなに歴史が残っているとは驚きです。紹介ありがとうございました。
甲州街道完歩ももう直ぐですね。頑張って歩いてください。
暑い時期になったので熱中症、日射病には注意が必要ですね
いくら時間があるからといって、往復に疲れてしまいそうな距離です・・
ご苦労様です
車で通ると分からない場所も歩くと結構目につく場所が一杯ありますね。今度一緒に歩きませんか、中山道を。
南アルプスの山々の雪は奇麗だったが、昨年11月に中断した時の山々の雪はもっと多く有ったような気がします。再開が遅い感じでした。
JRの大人の休日クラブ、ジパングに登録すると、JRの切符が30%オフとなります。これを使っての街道歩きになり、助かっています。ゆく時間より、行く切符代の方が大変なのです。